カーニバル その3

カーニバルのピークは最終日「灰の水曜日(Aschenmittwoch)」即ち「断食期間(Fastnacht)」の初日でもあるが、この日に行われるケルンの町をあげてのパレード。
これがすごい。ドイツでも1位か2位をあらそう規模だとか。
これでもかって程、様々な仮装をした人々のグループが太鼓やラッパを鳴らしたり馬に乗ったり、踊ったりしながらメインストリートを通過していく。
一体何時間くらい続いてたんだろう、あれって。
仮装というのもちょっとした被り物みたいなレベルとは違う。
プロの衣装さんが製作したんですか!みたいなのばっかり。

道の両脇には観衆がずらららーーーっと並ぶ。イメージとしてはスペインの牛追いとか
テレビで見たことあるけど、あんな感じ。窓から顔出してる人がいたり。
そして路上でパレード見学する人は、ただ見学するだけでなく、「Alaaf(アラーフ)!」とか
「かみれーーーー!!!」(←スペル知らない)という合言葉チックな掛け声をずーーーっと
大声で叫び続ける。そういやどういう意味だろ?(・・?

とりあえず「かみれーーー!」と叫ぶ声がパレードの人に届くと、道のそこら中に馬車や
山車(って言うのか?)の上からチョコレートをぶちまけてくれる。
運がいいとそれをゲットできるし、道に転がり落ちたチョコをかき集めて、わざわざ家から
持参した袋につめて帰るのが慣わしらしい。
帰る頃にはのどはしゃがれ、袋がはちきれんばかりになります(^0^)


ところで日本でも同じだけど、こういったお祭り騒ぎには事故もつきもの。ケルンのカーニバルほどの規模になると町中の警察官たちがかり出されるのだろう。POLIZEI(ポリツァイ)と書かれた制服を着た人がそこら中にいる。



いたんだよね〜その中に抜群のイケメン警官が!ヽ( ̄▽ ̄)ノ 



こうなると、突如モスグリーンの警官服カラーまでかっこよく見えてきてしまうから不思議(^p^)
ちょうど私達が立ってた辺りの管轄なのか、多少動いてもずーっと近くにいて、時々下に落ちたチョコやアメをひろったり、道路中央に出すぎて危なさげな市民に「下がって下さいね〜」と促したり。こういうお祭り騒ぎの時はただでさえ気持ちが開放的になってる上に、さっきからずっと「かみれーーー!」なんだから、大声出しながら思いっきり笑顔でイケメン警官にも手を振ってました、私、はい(照)。

ボンの学生寮から一緒に出かけた学生友達もみーんな「Shoko、来たよあの人!笑ってくれてるよ〜」と味方してくれたりして、カーニバルが一層楽しくなってしまいますね♪今や遠い過去過ぎてはっきり記憶してないけど、パレードから花がついたチョコをキャッチしてそのままイケメン警官にプレゼントしたような・・・胸に手を当てて「Oh〜」とかいい反応してくれたような・・・


・・・と記憶は曖昧だが、パレードも終わってさぁ帰ろうかと人混みにまぎれながらみんなでケルン中央駅に向かっている最中、再び標的のイケメン警官を見かけたと思ったら・・・美しい彼女と熱いkissの真っ最中でした・・・ふん、職務中じゃないのかよ。ちっっっ(T_T)